写真という言葉について


写真。撮ってますか。
テレビで見たところによると、スマホを持っている女子高生は、
みなさん、何千枚も何万枚も写真のストックがスマホの中にあるそうですね。

ほとんどいらないものばかりの人から、
厳選しても1000枚は超えてしまうという人まで、
多くの人がスマホで写真を撮っています。

そのなかから、スマホで撮影しているだけじゃ物足りないという女子が、
カメラ女子としてデビューしていってるんでしょうね。

ところで、この写真という言葉について考えてみました。
この写真という言葉、
「真(しん)を写(うつ)す」
と書きますね。

真を写す
私は、これはとても意味が深いと思います。

真という漢字は、「まこと」とも読みますね。
まことをうつしだすのが、写真というわけです。

あるカメラマンの方に、興味深い話を聞きました。
写真には、それを撮影した人の心が写るそうです。

へっ? と思われた方もいらっしゃるでしょう。
わたしも、
「何いってんだこの人?心が写るわけ無いじゃん」
と、最初は思いました。

もう少し突っ込んで、そのカメラマンに聞いたところ、、、。

心が写るというのは、
「カメラを構えた『その人の心を通して見えた被写体』が写される」
からだそうです。

「同じものを見ても、人それぞれ感じ方は違います。
 小さな子供が騒いでいても、
 うるさいなあと感じる人がいたり、
 元気な子供だなぁと感じる人がいたり。

 花にとまっているミツバチを見ても、
 はちみつをはこんでいるんだなぁ、働き者だなぁと感じる人がもいれば、
 ワァ、ハチだ!怖い、と感じる人もいます。

 何を見ても、人は目で見ているだけじゃなくて
 心でも見ているんです。」

ということでした。
つまり、写真には、そのときに写した人が感じた、
何かが写り込んでいるということです。

そう思って、自分の写した写真を見てみると、
その時の思いが思い出されて、とても興味深かったです。

一度あなたも、そんな目で写真を見てみては
いかがでしょうか。





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